2024年度からJALの会員ステータス制度が変わり、以前のような1年間修行してJGC: JAL Global Clubステータス(ANAで言う現行のSFC、もしくは2028年度以降のSFC Plus相当)を獲得する、ができなくなりました。
色々調べてみると、JALのステータス制度は金持ち優遇がありそうですが、その次あたりに米国駐在員を優遇しているようにも見えましたので、この記事ではこの自説(?)について共有したいと思います。
結論を先に書いておきますと、JALのステータス獲得には米国駐在員でも5-6年かかると思いますので、即効性を求める人はステータスマッチなどを検討するのが良いでしょう。
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JALステータス制度の特徴は「飛ばなくてもいい」
新JALステータス制度(JAL Life Status プログラム)の詳細は他のブログにお願いするとして、大枠だけ私の理解を共有しますと、以下の特徴があります。
- 「Life Statusポイント」(LSPと略)という永年ポイントが導入され、これをベースに会員ステータスが決まる
- 1500 LSPを超えると、One World Sapphire (Star Allianceで言えばGold相当)のステータスが獲得できる
- LSPは過去のフライトにも遡って加算されるため、今までJALを使っていたユーザーはスタート地点が高い状態になる
- LSPはJAL便搭乗やJALカードの利用金額、その他JALのサービス利用度合いに応じて付与される
つまり、ANAの会員ステータスがフライトで獲得できる「プレミアムポイント」で決まるのに対して、JALのLSPはクレジットカード利用金額だけでも獲得できるため、実質1回もJAL便に搭乗しなくてもステータスを獲得可能、というのが大きな違いです。
例えば日本のJALカードは20万円利用ごとに5 LSP獲得できるため、1500 LSP獲得のために必要な決済金額をざっくり計算すると6,000万円です。
一般人が6,000万円をクレジットカード決済するのにかかる年数を考えると、例えば毎月の生活費20万円程度を全てカード決済して、毎年240万円決済できたとしても、獲得LSPは年間60 LSPですから、1500 LSP獲得には25年かかる計算です。
ですので一般人向けのメッセージとしては、「長くJALサービスを使ってくれる人をロイヤルユーザーと考えますよ」と捉えることができ、これは理にかなっているように思います。
一方、世の中は広いので、年間6,000万円以上を決済するようなお金持ちも少数ですが存在するようです。
つまり、お金持ち向けのメッセージとしては、「お金持ちがJALカードを使ってくれれば、一切搭乗してくれなくても優遇しますよ」というメッセージとも受け取れるのです。
米国駐在員にはJAL USAカードが優遇の鍵となる
米国駐在員が一般的に最初に作成するクレジットカードは2種類で、JALかANAのビジネスカードです。
実は2024年10月にJAL USAカードはサービスが刷新され、JAL USAカードの利用額 $1,500につき5 LSPが獲得できる、という機能が付与されました。
具体的には、年会費$85のPremium Rewards付きプランに申し込むことで、$1あたりの獲得マイル数が1マイルとなり(Premium Rewardsなしだと$2で1マイル付与)、1500マイル獲得ごとに5 LSP獲得できるため、月々の決済をこのカードで支払うだけでLSPが獲得できることになります。
この仕組み自体は日本でも同じですし、$1,500というのは現在のドル円レートを約150円とすると22.5万円です。日本のJALカードが20万円でLSPを獲得できると考えると、LSP獲得にかかる単価は低いようにも感じられます。そしてそれは計算上、正しいと思います。
ただ、米国と日本では物価が倍くらい違います。つまり、米国と日本で同じ生活をしていたら、決済金額が勝手に倍くらいに増えてしまう、と考えた方が現実に沿っていると思います。
さらに米国ではPlastiqなどを使うと、家賃の支払いさえもクレジットカードで行うことが可能です。
Plastiqで家賃をクレカ払いにする - 初心者向け使い方ガイド(スクリーンショット多め) - コスパ大好き|アメリカに移住したエンジニア
私の試算にはなりますが、一般的な米国駐在員(家族同行)で家賃支払いをクレジットカード決済できれば、年間決済金額は少なく見積もっても4.5万ドルを超えると思います。
4.5万ドルで年間に得られるLSPは150 LSP/年となりますので、日本で生活している状態が60 LSP/年とすれば、倍以上の速度でLSPを獲得できる計算になります。
そして残念なことに、2025年3月の現時点で、ANA USAカードにはこのような制度がありません。。
つまり、今から米国駐在する人には、JAL USAカードの方がお得なのではないか、というおすすめになってしまうのです。
もちろん、ANAも制度改革を行なっていくと噂されていますので、今後に期待したいところですが、現時点の一つの最適解があるとするとこれになるのではないか、との自説です。
1500 LSP到達前に得られるメリットもある
JALライフステータスプログラムについては詳しく説明していせんでしたが、実は250 LSP獲得と、500 LSP獲得時点でもステータス特典が得られるのです。
ステータス名はそれぞれ、JMB elite (250 LSP到達)とJMB elite plus (500 LSP到達)で、それぞれ年間2回・6回のサクララウンジ入室券が付与されます。
またJMB elite昇格時点から、マイルの有効期限が60ヶ月(5年間)に伸びます。通常は36ヶ月(3年間)なので、マイルをたくさん貯めて一気に使う、という用途でも使いやすくなります。
ですので、4.5万ドル決済を2年程度続けるだけでも、一般会員からちょいステータス持ち会員になり、JALマイルの恩恵を享受しやすくなる、と言えるでしょう。
JALのLSPは現行のSFC相当のメリットに加え、さらに発展型の夢を見せてくれる
肝心のメリットについてもさらっと触れておきましょう。
JALのJGCはANAでいうSFCだ、と言いましたが、より具体的にいうとJGC Three StarがSFCに相当します。
簡単にそのメリットを羅列すると、
- 空港待ち時間にいいラウンジ(無料の食事やシャワー付き)が使える
- 空港でのチェックイン時間が短い
- 搭乗時に早く席に着ける
- 預かり荷物が早く出てくる
- 預かり荷物の上限が増える
- マイルが溜まりやすくなる
- 会員専用の電話受付窓口が使える
- One World Sapphireステータスが得られる(つまり同アライアンスの航空会社でも同等の優遇が受けられる)
という感じです。
ただ、JGCはさらにこの上に3つ段階があり、JGC Four Star、JGC Five Star、そして最上級のJGC Six Starが存在します。
JGC Six Starでは、JALのファーストクラスラウンジへの無料アクセスがついてきますので、ここまで到達できると最高ですが、獲得するには12,000 LSPが必要になります。(日本のJALカード決済換算では4.8億円決済が必要)
Six Starまで目指すことは一般的に難しいと思いますが、ANAとの違いとしては、使えば使うほど上を目指せる、かつこれが一生涯に渡りチャレンジし続けられる、というのがポイントです。
よって、すでにJGC Three Starを獲得しているエリート(?)駐在員にもさらなるチャンスをくれますし、何よりビジネスオーナーやお金持ちの方のロイヤリティまでも獲得できる制度設計になっています。
5年以上米国駐在、かつJALサービスを駆使すればJGC獲得が見えてくる
私のような普通の米国駐在員に話を戻しますが、現実を見ると年間のクレジットカード決済で得られるのが150 LSP/年です。よって、JGC Three Star到達の1500 LSPの獲得でさえ10年かかる計算になってしまいます。
最もOne Worldステータスが活きると考えられる米国駐在中にこれが達成できないと考えると、ちょっと残念と感じるかもしれません。
しかし年間で250 LSP獲得を目指すと6年でJGC Three Starが獲得可能になりますので、実際には多くの人におススメできるように思います。
米国駐在が5年以上になる人には間違いなくおススメできますし、次に別の国に駐在する可能性がある場合、次の国でもJAL USAカード決済は可能、かつ米国駐在中にJGCを獲得すればOne Worldステータスも活用できるかもしれません。
また米国でビジネスを持たれている方も、JAL USAカードはビジネスカードのため、事業費決済で決済金額が一般人よりも増やしやすく、1500 LSP獲得スピードが加速するでしょう。
私も予定ではもう少し駐在が長引くので早速使い始めましたが、2025年現在、Plastiqでの家賃支払いにも利用できていますし、JAL USAカードはMaster Cardブランドですので、ほぼ全ての店でクレジットカード決済が可能です。
では、年間250 LSPの獲得は現実的なのか、という話なのですが、それは以下のような足し算で考えると、人によっては十分現実的だと思います。
JAL USAカード決済では、LSPとマイルの両方が貯まることを考慮する
JAL USAカードで年間4.5万ドル使うと、4.5万マイル獲得=150 LSPが獲得できる計算です。
LSPだけ考えると忘れてしまうのですが、JALマイルは1万マイル単位でeJALポイントに変えると50%のボーナスが付きますので、このeJALポイントを使ってJALのフライトを購入すれば、さらにLSPが獲得できます。
つまり、仮に年間5万マイル貯めて全てをeJALポイントに変えると、7.5万円のフライト購入が可能な計算です。
ここから先はやるかやらないかもありますが、例えばこのeJALポイントで片道7,500円の日本国内フライトを10回こなすと、1フライトで5 LSP獲得できますので、合計で50 LSP獲得することができます。
実際には、搭乗ボーナスマイルや、JAL関連サービス利用で得られるマイルも合わせるともっと多くのマイルが貯まります。最低でも5万マイル/年程度は貯まるので、2年に1回は特典航空券で国際線チケットを取得可能な計算になります。
JALで一時帰国する人はもっと貯まりやすい
JAL国際線でもLSPは獲得できます。
JAL国際線の区間1000マイルあたり5 LSPが付与されます。例えば米国本土↔︎東京の移動をJALで購入する場合、少なくとも片道5千マイル、つまり25 LSPが獲得できます。
米国駐在員は年間1回前後(会社やその人の役職によると思いますが)の一時帰国があると思いますので、往復できれば50 LSP/年は硬いです。
またTipsとして、国際線には乗り継ぎで日本国内線が入ることがあります。
つまり、アメリカ本土→日本で最低25 LSP得られるのに加え、例えば国際線の到着が関西国際空港で、乗り継ぎで羽田空港に行く場合、国内線分の5 LSPも追加されます。
よって、往復で乗り継ぎを入れると60 LSP得られる可能性があります。
出張の日程上そのように組むことができるか、という部分はありますが、可能な時のために覚えておいて損はないでしょう。
また出張以外でも、米国発で購入するJALの航空券は破格の安さになったりします。いわゆる「海外発券」ですが、ローシーズンは片道$500程度で登場可能です。
JAL系列のLCCであるZipAirで、預かり荷物1つ(15kgまで)のFlex Bizパッケージ(キャンセル時に一部バウチャー返金が可能)が$400弱であることを考えると、預かり荷物も2つで変更も効くJAL便を使う方が得策な気がします。
予約時のポイントとして以下がありますが、気をつけて予約すればアメリカに住んでいるメリットを最大限に活用できます。
- American Airlines運行の便もあるが、これにはLSPが付与されないこと
- ハイシーズンかローシーズンかはアメリカのカレンダーで決まること
- 早めに予約すること
JALのサービス利用でマイルもLSPも獲得できる
LSPやマイルが獲得できるのはフライトやクレジットカード決済だけではありません。
そのサービスの幅はかなり多岐に渡り、かつ増えていっているようですので、最新情報はJALのページから確認いただくと良いと思います。
ウォーキングで健康になりながらマイルとLSPを貯める
例えばJAL Wellness & Travelアプリは月額550円のサブスクリプションサービスですが、サブスクリプション月数ごとに1 LSPが付与されますので、年間で12 LSP獲得できます。LSP獲得単価で考えると550円というのは破格でしょう。
さらにこのアプリは、ウォーキング歩数に応じてマイルが付与される仕組みとなっており、例えば1日で1万歩歩くごとに3マイル付与されます。
ちなみに1マイルは約1.6 kmですので、3マイルで約4.8 km。私の歩幅だと大体5 kmのウォーキングをすると1万歩を達成できます。
1日3マイルだとショボく感じるかもしれませんが、実際には6,000歩・8,000歩・10,000歩到達ごとに獲得できる「抽選券」があり、これらを合わせると大体1日平均10マイル程度貯めることができます。
つまり、1年間続けると3,650マイル貯まりますから、クレジットカード決済で得られる4.5万マイルと合わせると5万マイル弱になり、多少は旅行の足しにもできます。
米国は車社会の地域が多く、ロサンゼルスでも車がないと生きていけないのですが、そうすると運動不足になりがちですので、この意味でも米国駐在員にはぴったりのサービスかもしれません。
JALモバイルでもLSPとマイルが貯まる
2025年4月から、JALモバイルがスタートしました。
現時点ではデータのみ対応のeSIMで月2GB・440円/月のプランでも毎月1 LSPと5マイルが獲得できますので、LSP単価としては非常に安いと言えるでしょう。
つまり、これも年間12 LSPを積み上げるのに一役買ってくれます。
日本にいる(住所が証明できる書類がある)間に契約する必要がありますが、POVOなどと異なり、使っていなくても勝手に解約される心配はなさそうです。また使わなかった月のデータ通信量を繰越できるので、日本に一時帰国した際のデータSIMとしても活用できるでしょう。
JAL Mallで日本の決済も活用できる
JAL Mallもここ数年で始まったサービスですが、JALの運営するECサイトで、ここで決済した金額にも1万円利用で100マイルと1LSPが付与されます。
例えば10万円のiPhoneをJAL MallのApple Storeで購入すると1000マイルと10 LSPを獲得できます。
私の利用シーンとしては、父の日や母の日、誕生日など、日本にいる親類へのプレゼントなどに利用しますが、年間5万円も使えばいい方だと思いますので、ここで5 LSP追加、程度に考えています。
JALマイレージパーク経由でマイルがたまるショップ
日本に一時帰国した際の買い物では、JALマイレージパークを覗いてみると良いかもしれません。
例えばビックカメラオンラインでの買い物決済で1LSP獲得できますので、大したことのない買い物でも、決済に対して獲得できるLSPを見逃さずに使いたいところです。
日本で事業決済がある人はJAL Luxury Cardも
これまで日本のJALカードで一気にLSPを獲得する方法はなかったように思いますが、2025年からJAL Luxuryカードの法人カードに申し込めるようになりました。
年会費が24万円と高額ですが、事業費決済で数百万円使う、という人には、LSPを一気に獲得する有望な方法になります。さらにカードの特典で、JMBクリスタル(ANAでいうブロンズ)のステータスが得られるため、JAL便を利用する際のメリットも増えます。
ビジネスオーナーにはいろいろな特典があると思いますので、ぜひ検討したい一枚でしょう。
見逃せないLSP 2倍キャンペーン
2025年1月・2026年1-3月はありがたいことに、LSPが2倍貯まるチャンスがありました。
2025年はまだLSP修行を始めていなかったので乗れませんでしたが、2026年1-3月は国内線搭乗やJALカードの決済に対するLSPが2倍になるキャンペーンが開催されました。
私の場合、日本のJALカードをPlastiq経由で家賃支払いに使うことで大量得点を狙いました。
Plastiqでアメリカ以外で発行されたカードを利用すると、2.9%の手数料にさらに追加で1%の手数料を取られます。
ちなみにクレジットカード会社からの海外決済手数料もかかりますが、JCBブランドのJAL Club-Aゴールドで1.6~1.7%が最安なはずですので、実際には手数料だけで5%近く支払うことになります。
ただ、クレジットカードで支払わないパターンで、日本円を米ドルに両替して送金した場合を考えると、そちらはそちらで送金手数料などを取られることを踏まえると、選択肢として一考の余地があると思います。
たまたまですが、円高も多少進んだため、こういった決済に機動的に対応できたのは個人的に良かったと思います。
仮に家賃2~3ヶ月分を一気に支払って$6,500(≒100万円)程度とすると、だいたい5万円の手数料を支払う計算になります。ただこのうち2.9万円程度はPlastiqの手数料ですから、アメリカのカードで支払っても同じで、実質的な差額は2.1万円となります。
その差額2.1万円があれば、国内線なら区間によっては往復できる金額ではありますが、以下のように考えることもできます。
- JAL USAカードで$6,500支払うと、$1,500につき5 LSPなので、4.33 x 5 LSP ≒ 21.66 LSP 得る計算
- 日本のJALゴールドカードで100万円支払うと、20万円につき5 LSPなので、5 x 5 LSP ≒ 25 LSP 得る計算
つまり、同じ家賃を支払って得られるLSPが、日本のJALカードで支払うと3.33 LSP分余計にもらえます。
さらに、日本のJALカードで支払った場合にのみLSPが2倍になるため、最終的なLSPの差分は28.33 LSPとなります。
なので、2.1万円を使って28.33 LSPを獲得すると考えると、LSP単価は 741円と、JALモバイル・JAL Wellness & Travelの440円・550円にも迫る勢いの安さ、と考えることができます。
Plastiqの手数料を加味した本来的なLSP単価は倍近いのですが、時間をほぼかけずにやれるLSP獲得手法としては正当化可能な範囲ではないか、と思います。
もちろん、100万円支払ったら1万マイル貯まるわけですので、eJAL換算で1.5万円を得たと考えることもできますね。(実際にはドル払いしたら6,500マイル貯まるわけなので、差額は3,500マイル≒5,000 eJALポイント、つまり得られるのは1万円分のeJALポイントですが。)
ここまで来ると見苦しいと思われるかもしれませんが、こういった諸々を考慮して納得の上で取り組む、という生き様を生暖かく見守っていただければと思います。
SFCがあってもJGCが欲しくなるもの?
私はスターアライアンス利用が多いため、JGCはあまり注目していませんでしたが、米系エアラインの1年間だけのステータス制度をみていると、永年ステータスの価値を感じざるを得なくなり、JAL・One Worldステータスも欲しくなってきた、という状態です。
詳しくはデルタ航空のステータスマッチ記事で語りましたので、気になる方はそちらもご参考いただければと思いますが、ANAヘビーユーザーからは以下のような不満の声があったようです。
- ANAラウンジの質は高いが、使いたい時に入れなかったりする
- ANAプラチナは自動的に獲得できても、ダイヤモンドは毎年修行しないといけない
- ANAビジネスクラスに乗っても、ANAスイートラウンジは入れない(ファーストクラスのみ)
- ANA特典航空券はJALに比べて取りづらい
つまり、SFCの主たるメリットと言われるラウンジ特典が使えず、満足行かない上級会員も多数いて、かつ特典航空券もほとんど取れない、という印象のようです。
デルタ航空ステータスマッチでSFC修行の価値を最大化 - コスパ大好き|アメリカに移住したエンジニア
私のようなポイント・コスパ好きな一般市民からすると、フライト時間帯をラウンジが空いている時間にすればいいとか、特典航空券も1年後を取ればいいとか、ある程度対処可能な悩みかなと思いますが、お金持ち・ビジネス中心ユーザーからみると、タイムパフォーマンスが悪いそのような制度は嫌われる傾向にあるようです。
ですので、私の周りの社長や米国駐在員について考えてみると「もしかしたらJALの方がコスパが良いのかも?」と、最近では考えています。
他のクレジットカード入会特典とも強くは競合しない説
Amexプラチナを渡米1ヶ月で発行した方法の記事にも書きましたが、米国のクレジットカードは入会特典が非常に大きいので、どうせ決済するならそちらに使った方が良いのでは?というのも健全な疑問だと思います。
ただ、それらの決済に必要な金額は大体$4,000~$15,000かつ決済期間が3〜6ヶ月以内だと思いますので、一部そちらに回しても共存可能な程度ではないか、と思います。
渡米1ヶ月以内にアメリカンエクスプレス・プラチナカードを発行した話 - コスパ大好き|アメリカに移住したエンジニア
またクレジットカードには個人カードとビジネスカードがありますが、JAL USAカードはビジネスカードですので、個人カードの発行履歴にカウントされることもありません。
よって、Chaseの5/24にもカウントされませんので、決済金額が十分にある人にはこの邪魔にもならないでしょう。
検証:実際に1年やってみて計画通りだった
詳細は伏せますが、大枠どの程度のポイントが貯まったのか、私自身の2025年度(2025年4月〜2026年3月)実績を振り返ってみました。
| サービス |
LSP |
備考 |
| JAL USAカード |
130 |
家賃・生活費決済 |
| JALカード |
45 |
日本での買い物など |
| JAL国際線 |
25 |
日本への帰国片道 |
| JAL国内線 |
20 |
日本国内の移動 |
| JAL Wellness & Travel |
11 |
運動 |
| ショッピング系 |
10 |
ギフトなど |
| JAL Mobile |
10 |
2GB データSIM |
| その他 の合計 |
10 |
|
| 合計 |
261 |
250達成 |
個人的に非常にLSPを意識してやっと250 LSPを超えられた、という感覚でしたが、2025年3月までに積算されていないもの(LSP 2倍キャンペーンのボーナス分など)もあると考えると、想定以上の進捗だと感じました。
2026年度もシミュレーションしてみましたが、コンサバに見て(ボーナスLSPを考慮に入れなくても)年間250 LSP獲得は達成可能圏内なので、このプランは決して絵に描いた餅ではないことが実証できました。実際、2025年度は1枚クレカを発行して、サインアップボーナスを獲得しても達成でした。2026年もすでにBILT Palladiumカードを発行していますが、それを踏まえてもほぼ達成できる見込みです。
2026年度も続けたいか、という問いはありますが、少なくとも250 LSP・500 LSPという手の届く目標まではモチベーションが続く気がします。
500 LSPは、1500 LSPに対しては33%程度の達成率なので、実際には多くの人がここで諦めがつく気もします。
米国にいる期間が限られている人はなるべく達成を目指しておくと下駄を履けますし、米国にいる期間が長ければ気長にやれますから、いずれにせよプランとして一考の価値ありだと思います。
まとめ: 考えるのが面倒な人はJAL USAカード決済が楽かも
私のようにポイントやクレジットカードが好きな人にはあまり苦にならない情報収集も、忙しいビジネスパーソンやアクティブな駐在家族には負担になります。
(レストランはこれ、スーパーはこれ、カフェはこれ、...とか家族に指示しても、面倒なので守ってくれません苦笑)
クレジットカードを複数種類発行して管理をするよりも、JAL USAカードで決済しておけばマイルと永年ポイント(=LSP)がもらえる、と考えると、他のポイントを大量にもらうよりもお得な感覚にもなります。
特に1年目は色々と物入りでクレジットカード決済額も増えますので、最初期のカードとしてはJAL USAカードが唯一無二の選択肢になるように思います。
これから渡米される方は、なんでもクレジットカードで支払えないかを調べてみるのも面白いかもしれません。
家賃もそうですし、車の頭金でも最低$1,000の支払いを求められるところを、最大$10,000までクレジットカードで支払いができるなどの裏技もあるそうです。
銀行振り込みで支払うとポイントはつきませんので、決済額が大きい国の特徴を生かして、快適な駐在生活をエンジョイして下さい。